
2025年5月9日から11日に札幌にて第109回日本消化器内視鏡学会が開催されました。院長はワークショップにて内視鏡治療のデータベース構築の新たな取り組みと、口演にて当院での大腸内視鏡の工夫について発表をしてまいりました。
大腸内視鏡は時に患者さんの疼痛や苦痛のため盲腸まで到達できないことがあります。このような時に当院ではより細く柔らかい胃カメラと透視装置を用いて検査を行っております。1年間でそのような患者さんが21人ほどご紹介などで来院されております。本方法では95.2%(20/21)で盲腸まで挿入可能でありました。以前に疼痛や苦痛のため大腸検査が大変だった患者さんがいらっしゃりましたら一度ご相談いただけましたら幸いです。
また同時に第93回日本消化器内視鏡技師学会も札幌コンベンションセンターで開催されました。当院技師長が当院での円滑な検査のためのレポートシステムについて報告してまいりました。
いずれの学会においても多くの質疑があり盛会でありました。学会や研究会を通して得られた最新の知見をもとに正確で安全・安心な診療を心がけたいと思っております。
学会中休診を頂きましてご迷惑をおかけしましたが今後ともよろしくお願い申し上げます。