この度、溝の口駅前に消化器と診断・治療内視鏡クリニックを開設させて頂きます菊池大輔です。私は順天堂大学を卒業し、虎の門病院で研修を行い、以後医師人生の大半を虎の門病院で過ごしてまいりました。内科疾患の診療をはじめ様々な消化器疾患の診断と治療に携わってまいりました。その中でも最も専門としておりますのは内視鏡を用いた消化器疾患の診断と低侵襲治療であります。実際には、消化管の早期がんをお腹に穴を開けずに内視鏡で治療可能な内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の術者もしくは指導者として2000件以上の経験をしてまいりました。また、ESDの術前の精査内視鏡も多数担当・指導しており、多数の経験に基づいた正確な診断と適切な治療を常に心がけております。 現在、世界と比較して日本の消化器内視鏡診療のレベルは非常に高く、私自身も米国、中国、インド、韓国、ベトナム、ミャンマーなどの国からライブデモやハンズオンの術者や指導者として招聘され実際に内視鏡手技を多くの国で経験してまいりました。海外の内視鏡医に内視鏡診断や治療の指導し、その後のディスカッションで彼らの日常診療では内視鏡診療の多くを日帰りで行っていることを知り愕然といたしました。様々な制度上の問題のため日本では海外より高いレベルにも関わらず内視鏡治療の多くを入院で行っております。確かな技術と経験があればその多くを日帰りで行うことが可能ではないかと考えるようになり、高い質を保ち続けられる内視鏡クリニックを開設することを目指すようになりました。内視鏡診療以外の消化器疾患も積極的に診察させて頂いております。特に逆流性食道炎や便通異常などの機能性疾患や、潰瘍性大腸炎・クローン病などの炎症性腸疾患も専門的知識をもって診察してまいりたいと思っております。内視鏡に関する様々なお困りごと、胸やけや腹痛、下痢便秘や血便などの消化器症状をお持ちでしたらお気軽にお声がけください。お一人お一人を誠実に診察させて頂きたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
消化器と診断・治療内視鏡クリニック
院長菊池 大輔